伝統的占星術とモダン占星術(4)

前回の続き、古典(伝統的)占星術、モダン占星術、それぞれのサインの活用方法の違いを書いてみます。

今回は古典での用い方です。

古典では「火・地・風・水」を分類する要因や、「始め・中央・終わり」を分類する要因を重要視してサインを考えます。

すこし詳しく書きますと、火は「Hot & Dry」、地は「Cold & Dry」、風は「Hot & Moist」、水「Cold & Moist」という、ネイチャーの概念から決まっています。

そして、天体にも同じくネイチャーがあり、例えば「牡羊」は「Hot & Dry」の火のサインですが、そこに同じネイチャーを持つ太陽が位置していたら、太陽は持ち味を発揮しやすい状態と解釈できるわけです。

季節の「始め・中央・終わり」は「Moveable・Fixed・Common」と考えることもできます。夏の初めは、当初、春を感じさせつつも速やかに気温を上げていきます。つぎに、高い気温を維持する安定期間がしばらく続きます。そして、その後、秋を感じさせる日も交えながら夏が終了します。

言い換えれば、前の季節を断ち切り、季節の本番に向かう「始め - Moveable -」を強い影響力。その季節らしい「中央 - Fixed -」を安定・持続した影響力。次の季節が見え隠れする「終わり - Common -」を弱い影響力。いかがでしょうか?

もちろん、そのサインが示す、場所、国、疾患、身体的特徴なども、占う内容によっては、たいへん重要になります。しかしながら、まずは、上に記した区分によるサインの性質と天体、ハウスとの関係性です。個々のサインの意味合いを必要以上に重要視することはありません。


++++++++++++++++++++++++++++++++