再び文学賞を受賞できますか? いつごろですか?

【ご依頼の内容】

学生のときにちょっとした文学賞を受賞して以降、
文学の方面でなかなかぱっとしません。
現在アマチュアなので、
もう一度文学賞を獲って作家としてやっていきたいと思いますが
願いは叶いそうでしょうか。

作家としてやっていくこと、と
文学賞を受賞することはまた別の問題なのかもしれませんが
いろいろと閉塞を感じている中、
とにかく文学賞というきっかけがまずは欲しい、
そしてその先に、小説を仕事にして行くことができれば…
と思っています。

まずは作家になるためのよいきっかけ(文学賞受賞など)は得られるでしょうか。
叶うならそれはいつごろでしょうか。

鑑定、よろしくお願いいたします。



--- 返信 ---

> まずは作家になるためのよいきっかけ(文学賞受賞など)は得られるでしょうか。
> 叶うならそれはいつごろでしょうか。

と,いうことですので,質問を整理するという必要もないようです。

「ご本人」と,文学賞の受賞などをきっかけにしたいとのことですから
「名誉」について,中心に見ていきたいと思います。

上記でよろしいでしょうか?
なにか違和感はございませんでしょうか?

このままで問題がないのであれば
メールを確認し,内容を理解した
「20xx年xx月xx日 XX:08:52 佐賀市」でチャートを建てたいと思います。

2010年 10月06日(種別:未来への希望,栄誉)



【 鑑定結果 】

はじめに……
括弧で囲まれた箇所は,それを導いた理由を私が分かりやすいように記していますので,意味を捉える必要はありません。読み飛ばして頂いて構いません。

 
今回のチャートでは,太陽が,ご依頼者本人を表しています。自己表現を表す天体でもあります。金星が業績や名声を,月が希望や幸運,他者からの称賛を表します。現在,望まれている文学賞の受賞ということでは,金星と月は同じような意味を持つと考えて良いでしょう。

太陽と金星,もしくは,太陽と月のアスペクト/関わり合いが重要となります。

まず,太陽と金星ですが,残念ながらアスペクトはありません。これは現段階では何も起こらないということを表しています。しかし,潜在的に○○○○さまと受賞や業績には好ましい関係があります。ただ,いまは,一時的にその時期ではないようです。(Fall)
これまでも,対人関係,健康問題,心配事,逆に他の楽しみなどがあって,集中できなかった可能性もあります。(土星の意味と,セパレートのコンジャンクション)

次は,太陽と月です。アスペクトはありますが過去のものです。ホラリー占星術で期間を占うことは出来ますが,非常に難しい部分です。過去の受賞や評価を得たのが,7〜8年前だったのではないでしょうか? 期間の単位は「月」「週」「日」と置きかえて頂いても構いません。(土星とのアスペクトで長いスパンで判断)

上記のように,太陽とのあいだに有効なアスペクトを作る天体がないことから「文学賞などを受賞できますか?」と問われたら,「現在のままでは無理でしょう」と答えることになります。

しかし,チャートの出発点(Asc.)と,各天体にはフォローする恒星が近くに存在しています。恒星は遠く遥かで光を放っていますから,恒星の影響がでるまでは時間がかかるとされています。このチャートでは恒星の影響,それを期待しても良いのではないかと思わせます。なぜなら,本人,成功,幸運を表す3つのファクターそれぞれに良い意味の恒星が,完全とは言わないまでもコンジャンクションしているのですから。これは,そうあることではありません。

金星にタイトに接近中の火星があります。その場合,火星にも意味が込められていると解釈します。このチャートでの火星の意味はハウス3の「情報,書籍」のほか,「思想,哲学,出版業」,同時に「結論」の意味とも取れます。(ハウス9,ハウス4 のロード)

火星と金星からは,2年以内に受賞や出版があると読み取れます。太陽とハウス10にある PoF/幸運なポイントからは3年以内です。PoFのディスポジタ/PoFの位置するサインのルーラの水星の状態もよく,資産を表す位置にあり,その面でも期待できると思います。が,しかし油断だけはしてはなりません。(水星の性質とエクストラ・コンディション)

直近で太陽の状態が良くなるのは,現在の天秤,次の蠍を抜けて射手に入ってからです。11月23日までは調子が上下する不安定な時期でしょう。


最終的な結論としては,太陽に接近する金星も月もありませんから,このチャートで正確な時期を判断することは出来ません。いま,焦っても状況は変わらないと思います。しかし,時間はかかるかもしれませんが,準備を進めていけば追い風は吹くでしょう。ご自身でタイムリミットを決めて入賞や出版を目指しては如何でしょうか? 可能性はあると思います。

以上です。


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【 チャート 】

sample_miraieno_kibo_eiyo



少々,専門用語も織りまぜますが,詳しく理解する必要はありません。あくまで,鑑定の道順,根拠を示したものです。また,道順ですから,途中の過程での文言で一喜一憂しないでください。過程と結果は必ずしも一致しません。そこを誤解しないよう,よろしくお願いいたします。


なお,ご存じかもしれませんが……

「ハウス」はチャートを中心から12等分した1つひとつです。等分ではありません。

「サイン」は等分に12分割されています。牡羊,牡牛,双子…… 一般的に云われる「12星座」の1つひとつです。

チャートでは,外側にサイン,内側がハウスとなっています。

鑑定結果だけを読んでもらっても構いませんが,かんたんな解説も交えて書いていきますので,読み返す際にでも読んでいただけたら嬉しく思います。

また,私のサイトやWeblogにも解説めいたことを書いています。意味が解らない時には,お役に立てるかもしれません。もちろん直接お問い合わせ頂いても可能な限りお答えいたします。



【 鑑定の下準備(1)ラディカリティ 】

最初に,チャートが有効かどうかをチェックします。ラディカリティのチェックと言いますが最後の3行だけを読んでいただいてかまいません。

アワー・ルーラとアセンダント・ロードが一致している。
アワー・ルーラとアセンダントのトリプリシティが一致している。
アワー・ルーラとアセンダント・ロードのトリプリシティが一致している。
アワー・ルーラのサインとアセンダント・ロードのサインのトリプリシティが一致。
アワー・ルーラがアセンダント・ロードを支配している。
アワー・ルーラのサインとアセンダント・ロードのサインが一致している。
アワー・ルーラとアセンダント・ロードのネイチャーが一致している。
アワー・ルーラとアセンダントのサインのネイチャーが一致している。
アワー・ルーラのサインとアセンダント・ロードのサインのネイチャーが一致している。

上記より,チャートはラディカルです。
ただし,アセンダントが28度とサインの後半・境界近くであるため,依頼者の焦燥感も感じられ,かならずしも適切だとは言いきれません。



【 鑑定の下準備(2)シグニフィケータ 】

☆ 依頼者(以下,カレント)は,

「ハウス1」の始まりの線(カスプ)の,サインの支配星(ディスポジタ)を,表示星(シグニフィケータ)とします。(もっと専門的に言えばアセンダント・ロード)

また,「ハウス1」位置する天体と,ほかで使われていなければ「月」も副表示星(コ・シグニフィケータ)となりえます。

今回で言いますと「ハウス1」のカスプは獅子ですから「太陽」が表示星で,○○○○さまを表すということです。「月」を副表示星とするかはこの段階では保留します。「ハウス1」には天体は存在しません。


☆ 名声,成功,業績,仕事は,

「ハウス10」が受け持ちます。カスプは牡牛にありますので「金星」が表示星です。ここにも天体はありませんが,PoF(パート・オブ・フォーチュン)があります。その場合,ディスポジタである「水星」の状態を見る必要があります。状態はとても良いのですが,エクストラ・コンディションと呼ばれる状況でもあり不安定な要素もあります。

☆ さて「月」ですが……

月が「ハウス11」に位置しています。そして,ハウス11の支配星(ディスポジタ)も「月」です。このハウスの意味するところは「友人,信用,幸運,他者からの称賛や非難,支援,希望,刺激」などです。質問の内容から「月」はカレントの副表示星にするより,幸運,他者からの称賛,希望などを表すとしたほうが適切だと感じました。

下記にまとめます。

太陽:カレント(ご本人)
金星:名声,成功,業績
 月:幸運,他者からの称賛,希望,刺激



【 鑑定の下準備(3)ディグニティ 】

各表示星の状態を見ていきます。天体のコンディションが悪いようでしたら,たとえ,そのあとの鑑定で良いことが暗示されても,差し引く必要があります。チャートの右に載せているディグニティ(品位)表をもとに計算します。


「太陽」の状況はペレグリン(詳細は割愛いたします)と良くありません。フォールの位置で,持続性はないものの落ち込んでいます。それをフォローするのが「金星」ですが,これは次項で。太陽は「ハウス2」に位置。


「金星」も良いとは言えない。良いのと悪いのが同居しています。最終的にマイナスを与える可能性。しかし,ヘイズと呼ばれる好ましい状態でもあり,これが救う可能性もあります。また,恒星の「Alphecca(理想主義,精神的,素敵,愛らしく,洗練,上品,知的)」とコンジャンクション(ほぼ同じ位置)です。金星は「ハウス3」に位置。


「月」はとても良い状態で「ハウス11」に位置。恒星の「Sirius(高い野心,プライド,激愛,視点)」に,その差 1.44度と比較的接近している。



【 鑑定の下準備(4)レセプション 】

表示星同士の係わりあい(支配関係)を見ます。レセプションと呼ばれます。この部分は,お互いの内面的な部分にフォーカスします。恋愛でいうならお互いの感情です。ただし,告白するとか,付き合いが始まる,振られるなどの,今後の動向は別の問題となります。

支配というと,表現が硬いですが,レセプションという「迎える/責任を持つ」イメージで構いません。支配を受ける側も「招かれる/委ねる」イメージで。言葉の上では,支配する側が優位に立っている感じも受けますが,基本的に嫌いなひとには招待状は送りませんよね。また,嫌がる相手の招きは辞退も出来ます。つまり,支配関係があるということは,どちらにとっても肯定的に捉えることが出来るのです。



「太陽/カレント」を中心に見ていきます。

太陽は,金星を(ハウスとタームで)見ています。これは金星が,高い関心で太陽を支配しているということです。また,月も(フェイスで)見ていますので,月からも微力ですが支配されています。しかし,太陽の状態が思わしくないのは前述したとおり。

言い代えれば,○○○○さまが受賞を強く望んでいる状況が見てとれます。しかし,それを受け入れるだけの態勢が出来ていないのかもしれません。



「金星/名声,成功,業績」を中心に見ていきます。

金星は,太陽を高い関心とはいえませんが(フェイスで)見ています。月とは,お互いが見ています(トリプリシティでのミューチュアル・レセプション)。しかし,月は同時に(継続性はあまりないですが)マイナスを与える立場でもあります。そして,金星の状態も,ヘイズですが,あまり良くないのは前述。

受賞(出版することかもしれません)するということと縁がないわけではないようです。



「月/幸運,他者からの称賛,希望,刺激」を中心に見ていきます。

月は,金星を(トリプリシティでのミューチュアル・レセプションで)見ています。
月は,太陽を見ていません。

月が意味することのが「太陽/カレント」へ向かっていないと読めます。




【 鑑定の下準備(5)アスペクト 】

表示する天体を選び,状態を確認して,内面にフォーカスしたら,いよいよアクションとなります。それには,アスペクトという表示星の結びつきを見ます。伝統的な占星術で用いるアスペクトは4つです。

また,アスペクトではないのですが,似たように解釈できる「コンジャンクション(0度)」もあります。

・コンジャンクション(0度)
・セクスタイル(60度)
・スクエア(90度)
・トライン(120度)
・オポジション(180度)

これから,正確なアスペクトを完成させにいく場合(アプライ)は,これから起こることを,アスペクトを完成した後に離れていく場合(セパレート)は既に起こったことを表すとされます。アスペクトがない場合は,現時点ではなにも起こらないと考えられます。

天体にはオーブと呼ばれるアスペクトを形成する際に許される範囲が認められています。それは天体によって違っています。けっしてアスペクトの種類によって決まっているわけではありません。


ここでは表示星と関係のあるものだけを羅列します。

・太陽 non 金星
・太陽  90 月    82.30  7.30 Sep -9/+8
・ 月 120 金星  116.29  3.31 Sep +8/-2
--------------------------------------------------
・太陽  0 土星   0.38  0.38 Sep -9/+7
・金星  0 火星 S  1.03  1.03 App -2/+8
・ 月 120 火星  115.26  4.34 Sep +8/+8
・ 月  90 土星   81.52  8.08 Sep +8/+7
--------------------------------------------------
・太陽 Par 土星     0.15
・金星 Par 火星     0.19
--------------------------------------------------
・太陽 120 PoF S 122.15  2.15 App
・金星  0 Alphecca 0.00  0.00
・ 月  0 Sirius  1.44  1.44
Asc  0 regulus  1.16  1.16




【 鑑定結果 】

はじめに……
括弧で囲まれた箇所は,それを導いた理由を私が分かりやすいように記していますので,意味を捉える必要はありません。読み飛ばして頂いて構いません。

 
今回のチャートでは,太陽が,ご依頼者本人を表しています。自己表現を表す天体でもあります。金星が業績や名声を,月が希望や幸運,他者からの称賛を表します。現在,望まれている文学賞の受賞ということでは,金星と月は同じような意味を持つと考えて良いでしょう。

太陽と金星,もしくは,太陽と月のアスペクト/関わり合いが重要となります。

まず,太陽と金星ですが,残念ながらアスペクトはありません。これは現段階では何も起こらないということを表しています。しかし,潜在的に○○○○さまと受賞や業績には好ましい関係があります。ただ,いまは,一時的にその時期ではないようです。(Fall
これまでも,対人関係,健康問題,心配事,逆に他の楽しみなどがあって,集中できなかった可能性もあります。(土星の意味と,セパレートのコンジャンクション)

次は,太陽と月です。アスペクトはありますが過去のものです。ホラリー占星術で期間を占うことは出来ますが,非常に難しい部分です。過去の受賞や評価を得たのが,7?8年前だったのではないでしょうか? 期間の単位は「月」「週」「日」と置きかえて頂いても構いません。(土星とのアスペクトで長いスパンで判断)

上記のように,太陽とのあいだに有効なアスペクトを作る天体がないことから「文学賞などを受賞できますか?」と問われたら,「現在のままでは無理でしょう」と答えることになります。

しかし,チャートの出発点(Asc.)と,各天体にはフォローする恒星が近くに存在しています。恒星は遠く遥かで光を放っていますから,恒星の影響がでるまでは時間がかかるとされています。このチャートでは恒星の影響,それを期待しても良いのではないかと思わせます。なぜなら,本人,成功,幸運を表す3つのファクターそれぞれに良い意味の恒星が,完全とは言わないまでもコンジャンクションしているのですから。これは,そうあることではありません。

金星にタイトに接近中の火星があります。その場合,火星にも意味が込められていると解釈します。このチャートでの火星の意味はハウス3の「情報,書籍」のほか,「思想,哲学,出版業」,同時に「結論」の意味とも取れます。(ハウス9,ハウス4 のロード)

火星と金星からは,2年以内に受賞や出版があると読み取れます。太陽とハウス10にある PoF/幸運なポイントからは3年以内です。PoFのディスポジタ/PoFの位置するサインのルーラの水星の状態もよく,資産を表す位置にあり,その面でも期待できると思います。が,しかし油断だけはしてはなりません。(水星の性質とエクストラ・コンディション)

直近で太陽の状態が良くなるのは,現在の天秤,次の蠍を抜けて射手に入ってからです。1123日までは調子が上下する不安定な時期でしょう。


最終的な結論としては,太陽に接近する金星も月もありませんから,このチャートで正確な時期を判断することは出来ません。いま,焦っても状況は変わらないと思います。しかし,時間はかかるかもしれませんが,準備を進めていけば追い風は吹くでしょう。ご自身でタイムリミットを決めて入賞や出版を目指しては如何でしょうか? 可能性はあると思います。


以上です。